@ 人間の体の60%は水である!
人間の体の水分は・・・?
よく言われることですが、実に人間の体の60%は水でできています。
新生児だとこの数字はさらに高く、体重の80%が水ということになります。

  ここで言う水について詳しく説明すると・・・
  生命の最小単位は細胞です。細胞はタンパク質核酸糖質などの生体高分子と
  呼ばれるもの。さらに脂質やさまざまなイオンなどが複雑な構造で組合わされて
  いますが、これらの諸要素を結び付けているのが水なのです。
  水といっても形態は変わっており、これは原形質と呼ばれるもので、ドロドロとした
  ゼリー状をしています。
  そして、目に見えないほど小さい細胞の中で、水様分子が絶え間なく休まず動き
  回り生命を支えています。





人間の細胞と水の関係
細胞の種類によっても異なりますが、ある細胞などは全体の70%が水のものもあります。
水の中にタンパク質核酸糖質などが浮かんでいて、それらを細胞膜という皮膜で取囲
んだものが細胞なのです。
このような細胞が20兆以上も集まって、ひとつの体を構成し、さらにその表面を皮膚(これ
も細胞のかたまり)がカバーとして覆っているのです。

これは人間に限ったことではなく、生物体は一見固体のように見えますが、
ほとんどが『液体』と『水』なのです。

例えば・・・・トマト90%、りんご85%、魚75%、クラゲ96%が水です。


体の部分にある水の例・・・
人間の体の部分でいえば、血液の90%は水というのはわかるとして、人の脳も80%は水
なのです。他にはモノを見るための網膜も92%は水であり、人は水に写してモノを見ている
ことになります。


  少し分かり辛かったかもしれませんが、人間と水は切っても切れない関係にある
  のです。ここで、いかに水が大事か感じてもらえれば良いのですが・・・