塩素の影響
塩素は水が汚染されている
限り、殺菌の為に入れない
わけにはいかないんだ。
塩素を入れるとカルキ臭が発生するのは・・・
カルキ臭がするのは、塩素自体の臭いではなく、塩素が細菌と反応することによって発生して
しまうのです。細菌が多ければ多いほど、多量の塩素を必要とし、カルキ臭も強くなります。
つまり、水道のカルキ臭が強い地域は、それだけ水源の汚染がひどいとも言えます。
トリハロメタンって何・・・?
水の中で塩素と有機物が化学反応を起こすと、トリハロメタンという物質をつくりだします。
このトリハロメタンというのは大量に摂取すると、中枢機能低下・肝臓障害・腎臓障害などを
引き起こし、さらには、催奇形性・発ガン性までもがあり、痴呆・イライラ・疲労・無気力の原因
になるとも言われています。
トリハロメタンが危険な化学物質だという認識されている方は多いと思い
ます。多くの家庭では、飲み水としてミネラルウォーターを購入したり、
浄水器を使用したりされているのではないでしょうか?
しかし、化学物質の吸収経路は口からだけではないのです。意外と知ら
れていないのが、消化管・呼吸器そして皮膚なのです。
塩素をいれる理由は・・・
水の浄化処理に塩素が使われる理由は主に5つあります。
@病原菌を殺菌する
Aアンモニアを除去する⇒中でも大量の塩素が使われる
B鉄やマンガンを除去する
C有機物を除去する
Dプランクトンやバクテリアによるろ過層の目づまりを防止する
アンモニアとは『し尿』のこと。昔は河川にそのまま垂れ流しにされていたし尿が、現在は
下水道の整備によって浄水場に運び込まれ再処理されています。人口が増えればし尿
も増えるので、塩素の処理能力に頼らざるを得ないのが現実なのです。